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【初出茅芦】
日本人にもよく知られている「三顧の礼」は、劉備が諸葛孔明の才能を買い、
三回も彼の家に訪ねたという美談です。
諸葛孔明は、「茅芦(茅葺きの家)」に住んでいました。
中国でこの話は、「三顾茅芦」と言います。
諸葛孔明は最初から劉備に優遇されましたが、普通、就職したばかりの人はそれほどよい待遇を受けませんよね。 「初出茅芦」とは、「初めて自分の家を出て社会に入る」、つまり「駆け出し」の意味となります。
他虽然是位初出茅芦的新人,不过他的才华很受老板赏识。
/彼は駆け出しの新人ではあるけれど、ボスにその才能を買われている。
「社会に出たばかり」という意味としても使われます。
他初出茅芦,便立下大功。
/彼は社会に出てすぐに大手柄を立てた。
【大材小用 】
「大材小用」は「役不足」の意味です。
博士生做営业员真是大材小用。
/博士の学位をもつ人が店員になるなんて役不足だ。
「被大材小用」という使い方もあります。
中国語で説明すれば、「大材小用」は「把大材用在小地方(大材を小さな場所に用いる)」です。
同様に「被大材小用」は、「大材被用在小地方(大材が小さな場所に用いられる)」と説明できます。
公司派他去车间工作,他觉得被大材小用了。
/会社は彼を工場に派遣したが、彼は自分の力量にとっては軽すぎると不満を感じた。
※车间=工场
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