語林Zoom講座の動画
中国語の副詞、呼応表現をマスターする
(中国語検定3級~2級レベル)
10回シリーズ講座
□ 講 師 林 松涛
□ 時間 5月13日~7月15日 毎週土曜日
13:30~14:30
□ 参加費 10,000円(税込み)
語林在籍者割引き 5000円(税込み)
講義後、全ての参加者に動画をお送りします。
動画視聴のみでも問題ありません。
10回講座の内容
1. 複文の仕組みと接続詞・副詞の語順、分類
なぜ、接続詞と副詞を見分けるのが大事なのか?
それぞれ複文における語順は?
“如果~,~就~”“~,~也~”などで説明します。
2.
範囲と副詞・前置詞
“也·还”(追加)、“只·光”(限定)、“都”(すべて)、“连~都”などの表現における語順ルールを説明します。
3.
なぜ、“又、再、还(是)”の訳語がこんなに多い?
副詞の七つの分類(ものをみる七つの視点)から検討します。
4.“~就/~才/才~”を使いこなす
“~就/~才”は日本語の訳語がないから難しい。
“只要~就”“只有~才”も一緒に説明します。
5.
条件推理の分類(一と多)
“只要~就”“只有~才”の他に、“即使~也”“不管(无论)~都”などの呼応表現を条件推理という視点から整理し、全体像を提示します。
「一」
か「多」で判断するという問題を速く解く方法を教えます。
6.
因果と目的などを表す複文
“~于是~”“既然~就~”は因果関係とどう違いますか。
“~以便~”“~以免~”はなぜ時系列に沿っているのですか。
7.
「そもそも」系の副詞
“到底、究竟、毕竟、不愧为、终于、总算、结果、最后、才”をまとめて理解します。
8. 重要な副詞
“并、却、干脆、反正、果然、往往、从来、难道”などの副詞を詳しく説明します。
9.
選択系の呼応表現
“~,(还)不如~”“宁肯~,也(不)~”などの表現の関係性を説明します。
10.文語的な表現
“自、由、于、便、将”などの書き言葉によく使う表現を説明します。
※ お問い合せページ て申し込んでください。
振込、カード決済ができます。
申し込んだ時に、ご希望を伝えてくれると助かります。

□ 講座の経緯と概要
2017年06月、拙著『つたわる中国語文法 前置詞・副詞・接続詞』が東方書店から出版できました。
★目次は 東方書店の紹介ページ で見てください★
私は、『つながる中国語文法』では、中国語の全体像を示すため、構文を中心に書きました。
前置詞、副詞、および副詞や接続詞を使った呼応表現などについて最小限に触れました。
これらの内容を持って東方書店さんと相談し、5年間の執筆で『つたわる中国文法』を書き上げました。
本の内容は「語林の前置詞、副詞、接続詞リスト」が元となっています。
当時、語林教室で中検2級を受けたい学生が多くて、彼らのために、11回の過去問を分析して、よく出題される副詞、接続詞などをリスト化しました。「例文を暗記したい」という声に応えて、すべての単語に例文を付けました。
そのリストに基づいて、前置詞、副詞、呼応表現を論理思考に沿って分類し、詞と詞、表現と表現の関係を細かく説明し、『つたわる中国語文法』にまとめました。
こういう意味では、この本も「思考⇒表現」という方法論でまとめたのです。
本書の読者から「もっと例を使って説明してほしい」という声がありますので、このシリーズ講座を企画しました。
講座レベルに関して、中検2級に挑戦する方を中心に想定していますが、中検3級対策の参考にもなります。
本に書けなかった説明、用例、図解などを中心とした充実な講座にしたつもりです。
講座の録画は、Vimeoというサイトに保存されて、無期限に視聴できます。
□ 教材
教材は下記の『つたわる中国語文法 前置詞・副詞・接続詞』を使用しています。
各自に購入していただきたいと思います。
ただし、講座中、教材を読んだりすることはしませんので、なくても構いません。

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