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林 松涛・謝 辰著 (東方書店)
まがえきより
語学学習はスポーツに似ています。実践の陰には、日々のトレーニングメニューに沿った筋トレが欠かせません。中国語の学習も同じです。本書は中級学習者向け練習メニューです。
練習問題はそれぞれのポイントに応じて、中国語話者がすぐ頭に浮かぶ日常会話、記憶に残る文学作品の名句、c-popの歌詞などから選びました。
例文の音声(順次アップします!)
作者の林 松涛、謝 辰が読む本書の中文和訳の中国語例文を公開します!ぜひ、本と合わせて聞いてください。なるべく暗記してください。
1 “是~的”文
2 存現文
3 兼語文
4 「主題+主語+述語」構文
5 比較表現
6 了
8 要~了
9 是
10 从、离
内容紹介
語林に通っている学生から「練習問題をください」「千本ノックのようなボリュームがあるものがほしいです」といった声がよく聞こえます。これがきっかけで、この本を作り始めました。
本書は、五つの内容によって構成されています。
第一部 文型
中級者にとって、S(主語)V(動詞)O(目的語)の形の文型にはすでに慣れています。しかし、次のような文型でよく戸惑うのでしょう。
“我是昨天买的这本书。”と “我昨天买了这本书。”はどう違うか?
“昨天来了三个客人。”の場合、主語(“客人”)はなぜ後ろにあるか?
“早饭吃什么?” の “早饭”は主語なの?
これらの文型をまず練習してもらいます。また、“了”に関して、48問の練習問題を設けました。
第二部 前置詞
“从”などの前置詞は簡単そうに見えります。しかし「王さんから聞いた」というような文に、“我是从小王那里听说的。”と “那里”を足さなければなりません。中級者はこのような細かい所に注目した方がいいでしょう。
また、“把、被”も前置詞です。 把構文、受身文の練習もこの部分にあります。
詳しい説明は、林 松涛著『つたわる中国語文法』(東方書店)に書かれています。
第三部 副詞
中国語の副詞の多くに複数の訳語があります。これらをランダムに覚えても漏れがあります。
上記の『つたわる中国語文法』の中で副詞を七種類に分けました。たとえば、“还”は範囲、頻度、時間、語気、選択によって日本語訳が違います。本書ではドリルの形で身につけてもらいます。
第四部 呼応表現
“只要~就~”“即使~也~”などの副詞、接続詞を使う表現を「呼応表現」と言います。中国語を論理的に話し、書く時にこれらの表現は欠かせません。本書では、上記の『つたわる中国語文法』の説明に合わせてドリルをたくさん設けました。
第五部 反語など
反語文、“你喜欢什么吃什么”のような疑問詞の反復表現は中国語の会話の中でよく出て来ます。このような表現になれると、生き生きとした会話が出来ます。
本書
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